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27節:バイエルン対HSV

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皆さんご存じの通り、この日、ドルトムントが引き分け以下&バイエルン勝利で、バイエルンの優勝が決まることになっておりました。
ということで数日前からあれやこれやとドイツメディアは大盛り上がり。ワタシとて「すぐにCLユヴェントス戦があるんだから気抜いちゃダメ!」と思いつつ、どうしてもわくわくしそわそわしてしまいましたよ。
クラブからは、もし優勝が決まっても、お祝いは一切せず、すぐにCLに切り替えるという旨の発表が事前にありました。
よろしい。最後の最後まで気を引き締めて行かないとね。 

土曜日だし、てっきりドルトムントと同時開催だとばかり思い込んでましたが、なんとバイエルンの試合はまさかの18:30(現地時間)キックオフ。
ということで向こうの結果を先に知ってから試合に臨む形でした。 

結局ドルトムントは、一時はシュツットガルトに同点に追いつかれたものの無事に勝ち越し。ということでこの日のバイエルンの優勝はお預けとなりました。
まあ、ユヴェントス戦に向かって緊張感を保っていて欲しいから、個人的にはその方がいいと思いました。(その瞬間に立ち会いたかった現地のファンにはちょっと申し訳ないですが…)

 

試合直前のアリアンツ・アレーナで行われたバトシュトゥバーとのハングアウト。と言っても誰かとチャットしてる風でもないので、普通のLIVE中継との違いは何か。
わざわざGoogleのサービスを使う理由がわからないけれど、まぁ、FCB.tvのLIVE中継は重いし見れないしカネ取るし、それに比べたらこっちの方が手軽でいいのかも。(どっちにしろワタシはGoogle+はやってないからあまり関係ない)

そんなこんなで、どうなるかな、と思いつつ。フタを開けてみたらとんでもない試合に!

 
イースターに引っかけて、「殻(シャーレ)なしの9つの卵」 

13年3月30日 ブンデスリーガ 第27節 バイエルン・ミュンヘン 9−2 ハンブルガーSV

ノイアー - ラーム[C]、ボアテンク、ダンテ、グスタヴォ - マルティネス、シュヴァインシュタイガー - ロッベン、クロース、シャキリ - ピサロ

交代:ラフィーニャ(61ラーム)、ミュラー(64ロッベン)、リベリー(65シャキリ)
サブ:シュタルケ、ファン・ブイテン、ティモシュク、マンジュキッチ

得点:シャキリ(5クロース)、シュヴァインシュタイガー(19シャキリ)、ピサロ(30マルティネス)、ロッベン(33ピサロ)、ピサロ(45シャキリ)、ピサロ(52ロッベン)、ロッベン(54ピサロ)、ピサロ(68ミュラー)、ブルマ(75ファン・デル・ファールト)、リベリー(76シュヴァインシュタイガー) 、ヴェスターマン(86ファン・デル・ファールト)
カード:なし

祭りだわっしょい!

 

 
踊らにゃそんそん!

ピサロ、今シーズンブンデス初ゴールおめでとう!!\(^∀^)/

  

昨シーズンまでは2ケタゴールは当たり前、一時は得点王に肉薄していた時期もあったのに、3番手のストライカーに甘んじている今となっては、こんなに時間がかかるように…申し訳ない、それなのにバイエルンに残りたいと言ってくれるアナタにはもうほんとに感謝ばかりよ…(ノ_-。)
と。
しみじみする間もなく。あれよあれよと

 

本人も思わず確認?、なんとなんと、4得点のフィーラーパック!!! (゚∀゚)

 
シャキリ!

 
バスティアン!
(髪切ったのね。ダンディーな一九分け、かっこよかったのにやめちゃったのかい)

 
ロッベン!

 
みんなホントに嬉しそう〜(*^^*)この4人がダンゴになってるシーンが、なんかかわいくて胸キュンモエ〜してしまいました。

さらにリベリも決めて、なんとなんと、怒涛の9得点の爆勝祭り!
ホッフェンハイムやデュッセルドルフに苦戦してHSVにバカ勝ちする今シーズンのバイエルンであります。

AZが、交代選手も含めて全員1というアホアホ採点をしていました。まあ、「1」は極端過ぎますが、全員良かった!という点では完全同意です。
特にピサロ&ロッベン貢献っぷりたるや、まさに神がかっておりました。
華やかな攻撃面に目が奪われてしまいましたが、守備でもみんな、ここのところの連続失点を反省してか、今日こそは失点しないぞ、という意気込みが感じられ、しっかり集中してましたね〜。個人的にはマルティネスが素晴らしかったかと。 

がっ

がっ

がっ

なーんでセットプレーから2回も、しかも全く同じ形で失点する!?!(-_-#)
ダメじゃん!
楽しくかったからいいでしょ、じゃない。ダメです! 

集中してるのはわかりましたがしかし、流れの中からでもナニゲに、くさび通されたり枠内ミドル打たれたり。HSVのプレーが精度が甘かったおかげで助かったようなものの、というシーンはいくつもありました。
そんなことではユヴェントス相手に無失点勝利することはできぬぞ・・・
マルティネスの欠場が心配だよアタシゃ。 

 
アッチョンブリケ。

マンジュキッチをはじめ主力数人を温存しましたが、そういうことならティモシュクにプレーさせてあげれば良かったのに〜。誕生日だったんだし。

 
「かい〜の」(←こらっ)

・・・・・・。GK対決で言えば、アドラーの方が良かったと思います。失点に彼の責任はありません。むしろファインセーブを連発、アドラーがいなければ2ケタ失点も有り得たでしょう。前半だけでやる気をなくしてもおかしくないぐらいでしたが、けなげに90分フルでプレーしている姿は痛々しかったです。
すごいレッスンになったことでしょうが、厳し過ぎるレッスンでしたね・・・

それにしても…。
スペース無料開放中!パスサクサクつなぎ放題!シュートばんばん打ち放題!おかわり自由追加料金一切なし!90分間のタイムサービス!
HSVが、他の殆どの対戦相手のように、自陣引きこもりドン引き大作戦を敷かなかったのは何故なのでしょう。
あえて正攻法で行こうとした勇気あるプレーだったのか、単に出来なかっただけなのか…。
大きなお世話ですし同情するのは却って失礼とは思うものの、フィンク監督のことが少し心配ですよ。

てなわけで。
とっても楽しく、称賛に値する試合ではありましたがしかし、今回は相手がへっぽこだっただけ。
もうすぐ明後日に迫っているCLユヴェントス戦に向けて、おごりは絶対に禁物。
素敵な感触は忘れずに、だけど課題はしっかり修正してくれたまえ。いやホントに。

まだ何も勝ち取ってはいない。 


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